中学受験で算数の「分かったつもり」が危険な理由|本当の理解につなげる勉強法
授業を受けたり解説を読んだりすると、「分かった」と感じることがあります。
しかし、翌日に同じ問題を解こうとすると手が止まってしまう。中学受験では、この「分かったつもり」が成績の伸びを妨げる原因になることが少なくありません。
16年以上中学受験生を指導してきた中で感じるのは、成績が伸びる子ほど「分かる」と「解ける」を明確に区別しているということです。
目次
- 「分かった」と「解ける」は違う
- 分かったつもりになる原因
- 本当に理解した状態とは
- 家庭でできる確認方法
- まとめ
- FAQ
- 関連記事
「分かった」と「解ける」は違う
解説を読んで納得することと、自分一人で問題を解けることは別の力です。
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| 分かった | 解説を見れば納得できる |
| 解ける | 解説を見なくても自力で再現できる |
入試本番では、誰もヒントを与えてくれません。
そのため、「解ける状態」を目指して勉強することが大切です。
分かったつもりになる原因
「分かったつもり」になってしまう子には、次のような特徴があります。
- 解説を読んで満足してしまう
- 解き直しをしない
- 類題を解かない
- 答えを覚えてしまう
- 人に説明できない
これでは知識が一時的に残るだけで、本当の実力にはなりません。
本当に理解した状態とは
本当に理解できているかどうかは、次の3つで判断できます。
解説を閉じても解ける
何も見ずに最後まで解けることが第一歩です。
理由を説明できる
「なぜその式になるのか」を自分の言葉で説明できれば、理解はかなり深まっています。
少し条件が変わっても解ける
数字や設定が変わっても考え方を応用できるなら、本当に理解していると言えるでしょう。
家庭でできる確認方法
保護者が毎回教える必要はありません。
次のような質問をするだけでも効果があります。
- 「どうしてその式になったの?」
- 「他の解き方はあるかな?」
- 「明日もう一回解けそう?」
答えだけを見るのではなく、考える過程に目を向けることで、思考力は少しずつ育っていきます。
まとめ
中学受験の算数では、「分かったつもり」を減らすことが成績向上への近道です。
そのためには、
- 解説を読んだ後に解き直す
- 自分の言葉で説明する
- 類題にも挑戦する
この3つを意識すると、本当の理解につながります。
算数は暗記する教科ではなく、考える教科です。一歩ずつ理解を積み重ねていくことが、受験本番で大きな力になります。
FAQ
Q1. 解説を何回読んでも覚えられません。
読む回数を増やすより、自力で解き直す回数を増やす方が定着しやすくなります。
Q2. 類題も解いた方が良いですか?
はい。同じ考え方を使う問題を解くことで、本当に理解できているか確認できます。
Q3. 保護者はどこまで教えれば良いですか?
答えを教えるよりも、「どう考えたの?」と問いかける方が、子どもの思考力を育てることにつながります。
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「算数が苦手」「勉強方法がわからない」「志望校対策をしたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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