中学受験で算数の解説を読んでも解けない理由|本当に理解するための勉強法
「解説を読んだときは分かった気がしたのに、翌日になると解けない。」
中学受験の算数では、このような悩みを持つご家庭は少なくありません。
実は、解説を理解することと、自分で問題を解けることは別の力です。
中学受験生を指導してきた中で感じるのは、成績が伸びる子ほど「分かった」と「解ける」を区別しているということです。
ここでは、解説を読んでも解けない理由と、本当に理解するための学習方法を紹介します。
目次
- 解説を読んでも解けない理由
- 本当に理解した状態とは
- 理解を定着させる学習法
- 保護者ができるサポート
- まとめ
- FAQ
- 関連記事
解説を読んでも解けない理由
解説を読むと、「なるほど」と思うことがあります。
しかし、その時に理解しているのは、説明を聞けば納得できる状態です。
一方で入試本番では、誰もヒントを与えてくれません。
つまり、
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| 分かった | 解説を見れば理解できる |
| 解ける | 解説なしで自力で再現できる |
この差を埋めることが、算数の成績を伸ばす鍵になります。
本当に理解した状態とは
本当に理解できているかどうかは、次の3つで判断できます。
- 解説を閉じても最後まで解ける
- なぜその解き方になるのか説明できる
- 少し数字が変わった類題にも対応できる
特に三つ目は重要です。
数字だけ変えた問題で解けなくなる場合は、解法を覚えただけで考え方までは理解できていない可能性があります。
理解を定着させる学習法
解説を読んだらすぐに閉じる
読み終えたら、何も見ずに最初から解き直します。
途中で止まったら、その部分だけ確認し、再び最初から挑戦します。
時間を空けてもう一度解く
翌日や数日後にもう一度解くことで、本当に定着したか確認できます。
一度できただけでは安心できません。
自分の言葉で説明する
「なぜこの式になるの?」
と聞かれたときに説明できれば、理解はかなり深まっています。
人に説明できる知識は忘れにくくなります。
保護者ができるサポート
保護者が毎回教える必要はありません。
それよりも、
- 解説を閉じて解き直したか
- 自分で説明できるか
- 数日後にも解けたか
この3点を確認するだけでも十分です。
答えよりも「考える過程」に目を向けることで、子どもの思考力は少しずつ育っていきます。
まとめ
解説を読んで理解しただけでは、まだ本当の実力にはなっていません。
大切なのは、
- 解説を見ずに解けること
- 考え方を説明できること
- 時間を空けても解けること
この3つです。
算数は暗記科目ではなく、考える力を育てる教科です。
「分かった」で終わらせず、「解ける」まで繰り返す習慣が、中学受験合格への大きな一歩になります。
FAQ
Q1. 解説を何回読んでも覚えられません。
読む回数を増やすより、自力で解き直す回数を増やす方が効果的です。
Q2. 類題も解いた方が良いですか?
はい。同じ考え方を使う問題を解くことで、本当に理解できているか確認できます。
Q3. 解き直しはいつ行うのが効果的ですか?
解説を読んだ直後と、翌日または数日後の2回行うと定着しやすくなります。
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