中学受験で算数の解き直しは何回必要?成績が伸びる子が実践する復習法
「一度解き直したのに、また間違えた。」
中学受験の算数では、このような悩みを持つご家庭は少なくありません。
しかし、解き直しは「何回やるか」よりも、「いつ」「どのように」行うかの方が重要です。
今まで中学受験生を指導してきた経験から感じるのは、成績が伸びる子ほど、解き直しを学習の中心に据えているということです。
ここでは、算数の力を着実に伸ばすための解き直しの方法を紹介します。
目次
- 解き直しは何回すればよいのか
- 成績が伸びる解き直しの流れ
- 解き直しでやってはいけないこと
- 保護者ができるサポート
- まとめ
- FAQ
- 関連記事
解き直しは何回すればよいのか
結論から言えば、
「自力で解けるようになるまで」です。
回数で決めるものではありません。
目安としては次のような流れがおすすめです。
| タイミング | 目的 |
|---|---|
| 授業当日 | 解説を理解する |
| 翌日 | 解説を見ずに解き直す |
| 数日後 | 本当に定着したか確認する |
| 1〜2週間後 | 忘れていないか確認する |
最初にできなくても問題ありません。
何度か間隔を空けながら解くことで、本当の実力になります。
成績が伸びる解き直しの流れ
解説を見たらすぐ閉じる
解説を読んだ直後は理解した気になります。
しかし、それは「説明を聞けば分かる」状態です。
解説を閉じて、最初から最後まで自力で解けるか確認しましょう。
間違えた理由を書いておく
例えば、
- 計算ミス
- 問題文の読み違い
- 考え方が分からなかった
- 条件を見落とした
など、一言でも理由を書いておくと次回の復習が効率的になります。
類題にも挑戦する
数字だけ変えた問題で解けない場合は、本当に理解できているとは言えません。
同じ考え方を使う問題を解くことで、応用力も育っていきます。
解き直しでやってはいけないこと
次のような復習は効果があまり期待できません。
- 解説を読むだけで終わる
- 答えを暗記する
- 全部の問題を何度も解く
- 一度できたから安心する
算数は暗記科目ではありません。
「なぜその解き方になるのか」を理解することが、難しい問題を解く力につながります。
保護者ができるサポート
保護者が毎回教える必要はありません。
次のような声かけだけでも十分です。
- 「今日は解き直しまでできた?」
- 「昨日の問題をもう一度解いてみようか。」
- 「どう考えたのか教えて。」
答えではなく、考える過程に目を向けることで、子どもの思考力は育っていきます。
まとめ
算数の解き直しは、回数を競うものではありません。
大切なのは、
- 解説を見ずに解けること
- 時間を空けても解けること
- 類題でも対応できること
この3つです。
解き直しを習慣にした子は、受験直前になって大きく伸びることがあります。
焦って新しい問題ばかり解くのではなく、「できなかった問題」を財産にしていく姿勢が、合格への近道になります。
FAQ
Q1. 同じ問題を何回も解くと飽きませんか?
飽きることはありますが、時間を空けて解くことで新鮮な気持ちで取り組めます。毎日続けて解くより効果的です。
Q2. 解き直しは全部の問題で行うべきですか?
いいえ。間違えた問題や理解が曖昧だった問題を優先すると効率よく学習できます。
Q3. 解き直してもまた間違えます。
すぐにできなくても心配ありません。原因を確認しながら繰り返すことで、少しずつ定着していきます。
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