大抵の男は子供の頃から強い人に憧れる。自分が子供の頃に憧れた強さは単純に腕力や喧嘩の強さだったけど、大人になった今はそういう強さは本物の強さじゃないことがわかる。だからと言ってお金や社会的地位が強さというのも少し違う。それらは力であって強さではない気がする。というわけで、強い人の特徴を自分なりに考察してみた。
私が今持っている強さのイメージは、しなやかさだ。つまり柔らかいということ。硬いものは壊れやすいけど、柔らかいものは壊れにくい。これが本当の強さなんじゃないだろうか。何も体の柔らかさだけではなく、考え方が柔軟なのも強さに含まれる。自分の考えは持っているけれど、相手の考えを受け入れることができる柔軟さ。自分のやり方にこだわらず、新しいやり方を取り入れる柔軟さが強いってことじゃないだろうか。
そういう風に考えると、他人とぶつかる人っていうのは意外と弱い人なのかもしれない。相手の考えを受け入れることができないからぶつかる。人間は感情の生き物だから腹が立つのはわかるけど、そこを飲み込んで自分の中で消化できる人がやはり本当の意味で強い人なのかもしれない。
あと心の強さっていうのもある。ピンチなのに笑っているとか、嫌なことが起こった時に人のせいにしないとか、最後まで諦めないとか、こういうのは心の強い人だ。
ではこういう強さは生まれつきのものなのか。私はそうじゃないと思う。生まれつきの部分もあるだろうけど、柔軟体操をすれば体はある程度柔らかくなるし、色んなジャンルの本を読めば考え方は柔軟になる。たくさんのピンチや嫌な事を乗り越えたら心も強くなる。後天的に身に付くものは多いんじゃないだろうか。
「本当に強い人は戦わないし優しい」と言っている人がいた。確かに柔らかさが強さという理屈だとこの意見は納得できる。他人とぶつからないから戦う必要がないし、他人を受け入れるから優しいとも言える。
つまり本当に強い人っていうのは、一見弱そうに見える人なのかもしれない。他人と争わず他人を受け入れる優しい人。だけど決して諦めない心を持った人。こういう人が本当に強い人なんじゃないだろうか。
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