精神科医の和田秀樹さんが幸齢党という政党を立ち上げた。主な提言は2つで、①医療費の無駄を減らして国民の手取りを増やす②高齢者を元気にする、というもの。どちらも賛成である。
今医療費は年間50兆円くらいあるそうで、その内の10%削減できたら5兆円が浮く。その内1兆円を介護従事者の給料に上乗せして、残り4兆円で国民の手取りを増やすということをやれば、無駄な治療を受けずに済む高齢者が幸せになるだけでなく、介護従事者や国民全員も利益を得るというもの。これは素晴らしいアイデアだと思う。
これからホワイトカラーの仕事のほとんどがAIに置き換えられると言われている。介護従事者の給料が上がると、今までホワイトカラーをしてきた人達の中には介護の仕事をする人が出てくるかもしれない。介護従事者の平均給与は300万円〜400万円だから、医療費を20%削減して浮いた10兆円の内、2兆円を介護従事者の給料に上乗せすれば、介護従事者は200万人いるから年間100万円のプラスになる。介護従事者の人数が増えるとそこまで給料は上がらなくなるかもしれないけど、今よりは間違いなく良くなりそうだ。
問題は日本医師会がどう出るかだ。日本医師会は政治において強い力を持っているそうだから、自分達の収入が減ることを恐れて反対しそうな気はする。
2つ目の高齢者を元気にするというのは、コロナ自粛などの政策で見られたように、日本の政策は高齢者をヨボヨボにするための政策が多いと和田秀樹さんは言う。言われてみるとそんな気はする。超高齢社会の日本で高齢者が元気になれば、日本全体が元気になることにつながるから、そういう活動は応援したい。
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